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病原菌が細胞に感染する仕組み。

本当によく出来ていてびっくりしました。

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演題:

『超極細毒針の使い手@ミクロの決死圏』    

 話し手: 久留島 潤(群馬大学医学部 細菌学研究者)

第1回は「RNA」というとても小さな物質がテーマでしたが、今回は細菌。大分大きくなりました。

また、前回は開始が遅れてしまいましたが、今回はほぼ定刻開始!(当たり前ですね・・すみません。)

左:手塚治虫の漫画「38度線上の怪物」表紙絵。擬人化された病原菌が銃のような物を持っている。


右:実際の「毒針」の顕微鏡写真。菌体から分離して撮影したもの。幾つかの異なる種類のパーツから出来ている。

2回目を終えて(運営部) 

 今回も、観客よりの視点で楽しませて頂きました。個人的に動画や蛍光写真が大好きなのでとても満足度が高いです(笑)。

 前回は少し難し目だったので、易し目に調整しつつ時間も余裕を持たせました。少し予定時刻をオーバーしましたが、丁度よいレベル・ペースだったと思います。アンケート結果も好評でした。久留島さん、講演ありがとうございました!(運営・野村)

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話し手の久留島さん。

本イベントの為にわざわざ群馬県からお越し頂きました。

今回のテーマは、病原菌が持つ「武器」です。「病原菌」と「病原菌でない菌」の違いは、じつは武器をもっているかどうか。まずは、病原菌が武器を使って攻撃するしくみについて説明して頂きました。 しくみの説明は2本の動画にて。この動画は必見でした。

菌が宿主細胞に着陸し、針を刺し、作用物質を注入して感染が進んで行くさまはSF映画の宇宙戦のよう。注入した物質は部分的に細胞外につき出て、菌が「着陸」する際の足場になるそう。凄い!

操作で欠損させ、毒針に必要な遺伝子がどれなのか調べたそう。最終的に「毒針に必要な遺伝子」は発見でき、その遺伝子を欠損した病原菌は宿主細胞を殺せない事が確認できたそうです。

本当に地道な研究ですね〜。

後半は、久留島さんの研究テーマである百日咳菌の研究について。

百日咳菌の持つ「武器」を新たに発見し解析することで、感染症の未知の仕組みを明らかにしようとしています。

日々の研究では、星の数ほどある遺伝子について、一つひとつを遺伝子

特殊な顕微鏡を使って、菌(緑)が細胞に付着している様子を視覚化した写真。

今回は白ワインと白ワインベースのカクテルが人気でした。

<アンケートコメント紹介>許可を得て掲載しています。)

「アットホームな雰囲気で、発表者の方にも気軽に質問することができました。

また深いことも聞けたので良かったと思います。」

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