iPS細胞誕生秘話、研究者の日常、
そして、「研究者」という職業について。
とてもボリュームのある内容でした。
iPS細胞誕生秘話、研究者の日常、
そして、「研究者」という職業について。
とてもボリュームのある内容でした。
演題
『iPS細胞誕生の舞台裏』
話し手: 今村 公紀
(慶應大学医学部 iPS細胞研究者)
今回のテーマはiPS細胞。
話し手の今村さんは、あの山中研究室の出身で、現在は慶應大学で生殖細胞研究のグループリーダーを務めている方。今回も、色々な話を分かり易くお話し頂きました。
iPS化する遺伝子セットを発見した際に使用していた培養プレート。
話し手の今村さん。
とても多忙な方ですが、講演を快く引き受けて頂けました。
iPS細胞誕生秘話
iPS細胞は、様々な細胞に変化できるように「初期化」された細胞。
細胞を「初期化」する為には、それに必要な遺伝子を働かせることが必要。無数にある遺伝子からそれを見つけるのはとても大変(見つけたらノーベル賞)。発見された遺伝子セットは、殆ど期待されていなかったグループから発見されたそうです。
今村さん、遺伝子を発見した時に使われていた培養プレートの実物や、iPS細胞を初めて発表した際の論文を持って来てくれました!テーブルの上には、ワイン&食事&論文という、本イベントの縮図のような光景が。
方だったとか。その姿勢にとても影響を受けたそうです。
研究者という職業 今村さんは出張が多く、全国飛び回っているそうです(上図)。研究者の雇用は決して安定していないらしく「研究者として働くのは結構大変」というお話をしていたのが印象的でした。
全然書ききれませんが、今回も本当に沢山のお話を聞けました!
今村さん、ありがとうございました!
後半は、山中教授や山中研究室の話から始まり、「研究者」とはそもそもどんな職業なのかというお話もして頂きました。
山中教授 決して天才ではなく、著名な研究者との対談に目を輝かせる一面もあったとか。しかし凄いハードワーカーで、決して諦めない
今村さんの3年間の出張先。研究の打合せ等で全国飛び回っているそうです。
「iPS細胞とは?」TV等よりも、
より詳しく説明して頂けました。
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